こんにちは、英語講師のダイスケです。
今回は、英検準一級合格に向けて取り組んでいる参考書を紹介したいと思います。
- ドラゴン・イングリッシュ基本英文100/竹岡宏信
- Q&A Diary 英語で3行日記/アルク
- 最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇/ジャパンタイムズ&ロゴポート
- 英検準1級 でる順合格問題集 新試験対応版/ (旺文社英検書)
- 英検準1級語彙・イディオム問題500 /(旺文社英検書)
以上の5冊になります。この本の特徴を一つずつ解説していきます。
ドラゴン・イングリッシュ基本英文100/竹岡広信
この本の良いところは、なんと言っても、基本の例文100に沿って英作文のコツを解説してくれているところです!!
例えば、
「日本人は、エレベーターや信号待ちだと、わずか30秒でイライラし始める。」
と言う内容を英作文します。
私は最初、
Most Japanese people get irritated in only thirty minutes when they wait for elevator or traffic lights.
としていたのですが、正解は、
When waiting for the elevator to come or the traffic lights to change, most Japanese people become irritated in only thirty minutes.
となっていました!
解説を見てみると、
wait for the elevator 「エレベーターで待つ」はこれだけでも通じますが、wait for the traffic lights 「信号機を待つ」では不十分です。ですから<wait for 〜 to(V)>「〜がVするのを待つ」を用いて、「エレベーターが来るのや、信号が変わるのを待つ」と書いた方が良いでしょう。
また、エレベーターや信号機は、この文に登場する日本人の「目の前にあるもの」ですからtheをつけることになります。もし、a light などとすると、「東京に住んでいるある日本人が、新潟県や北海道やアメリカのとある信号機が青になるのを待つ」と言う意味合いになってしまいます。
となっていました。
私の考えた文では、elevatorの前に冠詞がないですし、to comeやto changeがないので、不十分な文章と言うことになります。
ここまで、しっかり英作文の解説をしてくれる参考書にはまだ、出会っていないので、英作文の能力を伸ばしていきたい方は、持っておいた方がいい一冊になると思います。
Q&A Diary 英語で3行日記/アルク
この本も1日1ページで取り組んでいます。
この本の良いところはQ&Aと言うだけあって1日一個の質問に3文程度で回答するだけで、英作文の能力が向上することです。
例えば、
Where would you like to visit the most?
「今一番いきたい場所は?」
と、質問があり、私の場合は、
I'd like to visit the U.S. It would be exciting to watch Major League Baseball game there. I want to see Francisco Lindor, who is my favorite baseball player.
「アメリカに行ってみたい。そこでメジャーリーグベースボール観戦したら、興奮するだろう。フランシスコ・リンドーアという私のお気に入りの選手を見てみたい」
と書きました。
回答例は、
I would most like to visit Machu Picchu. It is one of the most fascinating places in the world. I'd like to hike through the ruins and see the old buildings.
「マチュピチュに行ってみたい。世界中で一番魅力的な場所の一つだし。遺跡の中を歩き回って、古い建造物を見てみたいな。」
となっていました。
回答例があるおかげで、「その答え方もあったか!」と思わされます。
1日1ページならそんなに負担にならないですし、5分もあれば終わるので、少しずつ積み上げていきたい方は購入してみてもいいかもしれませんね!
最短合格!英検準1級英作文問題完全制覇/ジャパンタイムズ&ロゴポート
準1級一次試験の技能ごとのスコアは、リーディング、ライティング、リスニング、それぞれ750点(一次試験の満点はこれらを合計した2250点)です。
そして、合格基準スコアは1792点となっています。つまりリーディングとリスニングで満点(750点+750点=1500点)を取ったとしてもそれだけでは合格点に達しません。一方、三つの技能を600点ずつ取れば、1800点になるわけです。ライティングでどれだけスコアが伸ばせるかが、一次試験突破の重要なカギを握っているということです。
この参考書の良いところは、4つのCHAPTERに分けられており、1つ目のCHAPTERで解説されているフォーマットに従って書けば、きちんとスコアを取れるようになります。
そして、2つ目のCHAPTERで英作文でよく使うフレーズが紹介されており、これを頭にいれることで、センテンスごとに英文がかけるようになります。
そして、3つ目のCHAPTERで、準1級で出題される可能性の高いテーマが200以上紹介されているため、さまざまなテーマに対して英作文できる練習ができます。
最後の4つ目のCHAPTERで、オリジナルの問題が24問出題されているため、ライティング試験の準備が十分にできるようになっています。
私もまだ取り組んでいる途中ですが、間違いなくスコアは伸びるようになると確信を持って勉強を進めているので、英検準1級のライティングで高得点を取りたい人はこの本さえあれば、試験への準備は十分にできるのではないかと思います。
英検準1級 出る順合格問題集 新試験対応版/(旺文社英検書)
3つ目の参考書はこちらに取り組んでいます。
この本の良いところは、試験に出るであろう文法問題が、タイトル通り出る順番に出題されているところです。
この本は試験に出る頻度の高い順にA,B,Cとランク分けされており、文法問題だけでなく、長文、英作文、リスニングと、一次試験で問われる全ての技能を鍛えることができます。
ライティングだけでなく、文法、リーディング、リスニングを一通り勉強できるので、サクッと終わらせれば、良いスコアが取れそうです。
英検準1級語彙・イディオム問題500/(旺文社英検書)
最後に取り組んでいる参考書はこちらです。
なぜこの本に取り組んでいるかというと、英検準一級では、文法問題で、かなり難しい語彙やイディオムが使われて取り組んでいないと対応できないと思っているからです。
この本は、高校生で学ぶような基本的な語彙やイディオムだけでなく、本当に英語を学習したい人向けの本なのですが、英検準1級レベルになると単語のレベルが上がるので、取り組まないと、文法問題ですら点が取れないです。
野球で例えるなら、守備範囲を広くするイメージで使っています。
なるべく英文法の問題は落としたくないので、万全の準備をしたい方向けなので、時間がない人は無理に取り組まなくても良いと思います。
最後に
英検準1級に合格することができれば、英語が得意と言っても過言ではありません。
英検2級までだと、高校で履修する範囲の内容なので、そんなにすごくはないですが、準1級はレベルが違います。
実際に通訳できるレベルなので、ビジネスで英語を使うこともできるでしょう。
私も頑張って合格できるように勉強します!
それでは!!
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